前にも書いたが1978年の坂本龍一の仕事量がすごい。自身のソロ、YMOのファーストにその他のYMOメンバーのソロに山下達郎のレコード……他に探せばドンドン出てくる。さて、この8人の日本のギターリストによる企画レコード「NEW YORK」にも4曲参加しています。今聴くとナゼ?このレコードが……と思われますが、ポパイ創刊から若者(大学生あたり)の間にアメリカ若者文化がドンドン入ってくるは、フォークやロックでは無いジャスの流れをくんだクロスオーバー/フュージョンがお洒落だったりして……日本の音楽もそれに乗っかるように考えられたレコードの1つなのでは無いでしょうか?(YMOのファーストもフュージョンあつかいだったし…)部屋に飾ったら布団生活のむさい部屋も一挙にアメリカーン!そんなレコジャケに解説では使った全ての楽器名だけではなくマニアックにドラムの配置まで書いてあり、軽音楽部の大学生も大喜び。8人の日本人ギターリストの描く幻想のニューヨークとは?これは聴いてみる他無いでしょう。「ボブジェームスみたいな感じ?かって……」それは言うなよな!